現在、応用物理学会東海支部の活動行事の一つとなっている「上田記念講演会」は、電子顕微鏡、回折結晶学、超微粒子研究などで応用物理学会、物理学会に貢献された故上田良二先生が主催されていた「上田シンポジウム」が、1988年より「講演会形式」になり、東海支部のお正月の行事の一つとして現在に至っています。
「上田記念講演会」の前身である「上田シンポジウム」は先生の退官記念(1975年)事業の余剰金を元に1976年から毎年2泊3日で開催されていましたが、先生のご意向により10回で終了することになりました。「上田シンポジウム」では、物理の根幹に関わる問題について十分な討論議論を行うことを通して、新しい発見を目指すことに主眼がおかれ、泊りがけのゆったりした雰囲気で、1時間の講義に対して1時間の討論が行われていました。
東海支部の行事として引き継がれた後も、議論の時間を十分とることにより自由に議論を楽しみ、講師が提供した話題を理解するという方法がとられています。講演会のテーマとしては、目前の応用にあまりとらわれずに、物理の基礎、根幹に関わるようなスケールの大きい話、あるいは普段応物の会員にとってあまり馴染みではないが、物理、自然科学として面白い話題、などを取り上げるように努められています。
テーマ:【細胞が拓く未来の医療ー細胞を「創る・観る」医学研究の最前線ー】
<開催要領>
日時:2026年1月10日(土) 13:30 - 17:00
場所:名古屋大学IB電子情報館2階IB大講義室
共催:名古屋大学大学院工学研究科
対象:一般、学生(支部会員以外の方もご参加いただけます)
参加費:無料(事前参加申込が必要)
申込締切:2026年1月7日(水)
お問合せ:応用物理学会 東海支部事務局
<プログラム>
『iPS細胞の医療応用』
髙橋 淳 氏
(京都大学 iPS細胞研究所 所長・教授)
『多細胞回路動態の計測と操作』
和氣 弘明 氏
(名古屋大学 医学研究科/未来社会創造機構 教授/自然科学研究機構 生理学研究所 教授)
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